オリエンタルモーター(東京都台東区)は、広い速度域で、指令に正確な速度制御を実現するブラシレスモーター「BLHシリーズ」の15W、30W、50Wドライバをリニューアルし、新たにデジタル設定タイプのドライバを8月20日に発売した。
リニューアルした製品は、アナログ設定のドライバの形状や使い方はそのままにし、トルク特性、静音特性などを向上。トルク特性の向上により、立ち上がり時間の短縮が可能となり、高速域で大きなトルクを必要とする用途に適している。瞬時最大トルクは従来と比べて、定格トルクの1.25倍から1.5倍に向上。また、トルクリップルが少なく、低速域でもなめらかで安定した回転が可能となり、モーター駆動音の低減を実現している。
デジタル設定タイプは、トルク制限機能などの新機能を追加。任意に設定した時間で減速停止なども行える。