EPLAN Software&Service(横浜市港北区)は、同社が提供する電気設計に必要な部品データのポータルサイト「EPLAN Data Portal」に、このほどユーザー評価機能を追加した。
同サイトは、現在230社以上のメーカーから80万点を超えるデータセット、組込みのコンフィグレータで構成できるそれぞれの製品バリエーションを合わせると実質200万点以上のデータが提供され、毎月更新されている。今年はすでに5万点以上のデータセットをもつ80件以上の製品カタログが更新されており、さらに、日立産機システムの自動サーキット・ブレーカや安川電機のインバータ、IMIの100点以上のシリンダを含め、15社が新たに加入している。
同社では新たな試みとして、同サイトにユーザー評価機能を追加。ユーザーが星を付けることで製品のデジタル・データを評価することができるうえ、メーカーにとっても市場からの貴重な評価指標が得られるため、継続的にデータの充実を図ることができる。
また、この評価機能に基づいて検索結果を並び替えられる機能を導入。評価の高さ、もしくはダウンロード数により並べ替えが可能で、どの製品に最も優れた部品データが用意されているか、あるいは製品グループの中で最も利用されているのはどの機器かを把握できる。
同社では多くのユーザーにこの評価機能を活用してもらうことが同サイトのユーザービリティ向上につながるとしており、ユーザーの協力を呼びかけている。