ZMP(東京都文京区)が販売する物流支援ロボット「CarriRo」が、工場の運搬作業の効率化と省人化を目指し、OSPアドバンスに導入された。
CarriRoは、ジョイスティックで操作ができるドライブモードと、ビーコンを自動追従するカルガモモードを備えた台車型物流支援ロボット。倉庫や物流センター内のピッキング業務の効率化や、工場内の工程間搬送に利用が可能。
シール・ラベル製品の最終加工を行うOSPアドバンスは3つの事業所を展開しているが、どの事業所でも人員不足が課題となっていた。また、大型のAGVでは作業スペースを圧迫してしまうことや、作業ルートの変更に柔軟な対応が必要といった課題もあり、これらを解決するため、今回CarriRoを導入した。
今後は仕上げ工程から物流工程への製品運搬などを予定しており、自律移動モデルの導入も視野に入れている。