オリエンタルモーター(東京都台東区)は、新型コネクタを採用した2相ステッピングモーターPKPシリーズの高分解能タイプと、高分解能タイプ エンコーダ付を発売しました。
▲高分解能タイプ(左)、高分解能タイプ エンコーダ付(右)
【概要】
高トルクで低振動を実現する2相ステッピングモーターPKPシリーズは、お客様の設計仕様に最適なモーターを選択いただけるよう、豊富なラインアップをご用意しています。
今回は新型コネクタを採用した、高分解能タイプ取付角寸法42mmと、高分解能タイプ エンコーダ付取付角寸法42mm/56.4mmを発売します。小型・薄型コネクタの採用により、省ペース化や設計の自由度アップに貢献します。
【特徴】
1. 小型・薄型コネクタを採用
小型・薄型コネクタを採用し、コネクタ部の張り出しが小さくなりました。また、引き出し方向が上向きになったことで、モーターケーブルの引き出し方向の自由度がアップしました。
2. 高分解能タイプで停止精度が向上
高分解能タイプは、高度な精密加工技術により実現した高精度・高信頼性モーターです。モーターの分解能を標準仕様の2倍にすることで、負荷トルクに対する変位角が小さくなり、高い位置決め精度が得られます。また、振動も低減されます。
3. エンコーダ付なら、モーターの位置情報の検出が可能
エンコーダ付タイプは、コンパクトな装置に適した小型のエンコーダを搭載しています。現在位置のモニタや位置ずれの検出などが可能です。たとえば、現在位置と指令位置を比較することで、モーターの正常動作を確認できます。
4. 新しいモーターサイズを追加ラインアップ
取付角寸法42mmの高分解能タイプと高分解能タイプ エンコーダ付に、新たなモーターサイズを2種追加ラインアップしました。計24機種から用途に合わせてお選びいただけます。
【価格(税抜)】定価4000円〜
【拡販を狙う市場】高トルク、高分解能で精密な動作をさせたい場所での使用
【販売目標】3年後 PKPシリーズ高分解能タイプ、高分解能タイプ エンコーダ付で3000台/月
【発売日】2018年9月10日