サンワテクノスは「サンワテクニカルセミナー’21」を9月7日、東京国際フォーラムで開催した。
同セミナーは1996年から開催しており、今年で30回目。同社仕入先メーカーから技術動向を中心に最新や話題の現場で役立つ技術を紹介してもらうことで、業界・業種の垣根を越えた交流を目的に開いているもの。
今年は「~インダストリー4.0/ものづくりのIoT~享受の時代へ~」をテーマに開催。東京を皮切りに、福岡(10月19日)、大阪(11月9日)、名古屋(11月22日)でも予定している。
4会場ともメーカーと講師は同じ予定で、東京ではシーメンスの島田太郎専務が「インダストリー4・0の最新動向~シーメンスが進めるデジタル・エンタープライズの現状」、キヤノンの豊田将隆主任研究員が「キヤノンの考える、イメージング技術による生産現場の見える化」、オムロンの山本郁男氏が「IoT化による装置データ活用と生産革新」を題してそれぞれ講演した。
同社の田中裕之社長は「このセミナーで生産革新のヒントをつかみ、インダストリー4.0導入につなげていただければありがたいです」とあいさつした。