マクニカネットワークス(横浜市港北区)は、サイトマシーン社(米国カリフォルニア州)と日本での代理店契約を締結、サイトマシーン社の「製造分析プラットフォーム」の提供を開始した。
製造分析プラットフォームは、AIデータパイプライン技術により製造現場のあらゆるデータをひも付けし、一元的に管理・可視化・分析を実現するプラットフォーム。すでに存在する製造データを変更せずに活用することができ、マシンサイクル・プロセス挙動・部品特性といった製造現場の観点でデジタルツインの情報へ変換してデータを整理することができる。
このため、データをプラットフォームへ取り込むだけで稼働率の可視化や品質改善、設備保全の解析を簡単に行うことができ、各工場のKPI比較や、現場の生産量、稼働状況を把握し、リアルタイムに対処することが可能。
また、可視化だけでなく、カーブフィッティング分析、記述統計分析、統計的プロセス制御など、さまざまな切り口で解析を行うこともできる。
ダッシュボードは、ユーザー自身で使いやすく作成することができる。また、各データを意味付けし、複数のデータとひも付けるコンテキスト化により、出力や他社のB1ツールでの分析も可能。