三菱電機はFA技術とIT技術の統合ソリューション「e-F@ctory」へ取り組み、シーケンサMELSEC シリーズ、C言語コントローラ、プログラマブル表示器GOTシリーズなどを販売している。
さらに、今年5月からはエッジコンピューティング製品群の強化として、産業用PC「MELIPCシリーズ」をはじめ、産業用PCで動作するソフトウエア製品群「iQ Edgecross」のデータ分析・診断ソフトウエア「リアルタイムデータアナライザ」と、「データコレクタ」などを発売した。
「MELIPCシリーズ」は、フラッグシップモデルのMI5000、ミドルレンジモデルのMI2000、小型・低コストモデルのMI1000がそろっており、いずれも生産現場のIoT化に貢献する。
このうち、「MI5000」は、VxWorksとWindowsの搭載と、CC-Link IEフィールドネットワークへの対応で、1台で生産情報の処理とリアルタイムで高精度な装置制御を実現。同社汎用シーケンサ「MELSECシリーズ」と同等のIEC/JIS規格に適合しており、生産現場に適した堅牢性・耐環境性を有している。