東芝メモリとウエスタンデジタルは、3次元フラッシュメモリを製造する東芝メモリ四日市工場の第6製造棟およびメモリ開発センターを竣工した。
同棟は、3次元フラッシュメモリ固有の工程を行う製造棟として17年2月に着工。 両社は成膜、 エッチングなどの最先端生産設備の導入を進め、9月から96層積層プロセスを用いた3次元フラッシュメモリの量産を開始した。3次元フラッシュメモリは、 エンタープライズ用サーバ向けやデータセンター向けSSDおよびスマートフォン向けを中心に需要が伸びており、 長期的な市場の拡大が見込まれている。
メモリ開発センターは今年3月から運用を開始し、 3次元フラッシュメモリの開発を進めていく。