Littelfuse(リテルヒューズ) ジャパン(東京都港区)は、最大220V(RMS)のAC電源駆動の装置や、機器の半導体スイッチ用に設計された高温動作対応型のトライアックを6シリーズ、9月中旬から発売した。
新製品は、モーター速度や温度調節制御、照明制御、静止型スイッチングリレーなど、ACスイッチングおよび位相制御アプリケーション用に設計されたトライアック。表面実装用の小型パッケージで、業界最高クラスの温度動作特性を備えている。
高感度型、標準型、オルタニスタ型があり、4A、6A、8Aの定格電流を選択できるため、常に大電流は流れないIoTアプリケーションに最適であり、低電力アプリケーションの基盤サイズの小型化も可能。
最大接合部温度が150℃と高温のため、ヒートシンクに制限があったり、またはヒートシンク自体がないため熱管理問題が生じる回路設計に最適となっている。
また、高サージ特性を有しているため、ヒーターやモーター制御アプリケーションにおける低温時の突入電流にも対応が可能。