日本航空電子工業は、USB Type-Cに準拠した「DX07シリーズ」に、新たに防水タイプのレセプタクルコネクタを追加、販売を開始した。
次世代のインターフェース規格として幅広く普及が進んでいるUSB Type-Cコネクタは、近年、スマートフォンのハイエンドモデルをはじめ機器の防水化ニーズが増加しているため、防水対応機器にはより高い防水等級が求められている。
新製品は、インサートモールドによる樹脂の密着性を増す独自構造によって防水性能が向上。一般的なポッティングによる止水構造の場合、リフローなどの熱によって微小な隙間が発生し、水ぬれを引き起こす懸念があるが、新製品はリフロー後もIPX8(浸水1.5メートル、30分)の高い防水性能を有するのが特徴。
シェルは、標準ロングシェルタイプとショートシェルタイプの2種類をラインアップ。最大5Aの大電流供給に対応し、使用温度範囲はマイナス30℃~プラス80℃。
Type-Cレセプタクルコネクタ、プラグコネクタ、ケーブルハーネスと併せてDX07シリーズとして供給していく。