ジックはFAセンサの総合メーカーとして、あらゆる用途に対応できる方式のセンサをそろえている。
現在販売に注力しているEthernetエンコーダ「AFS60/AFM60」は、フィールドバス統合用のアクティブなウェブサーバとファンクションブロックの両方を備えている。
モーションコントロールの位置を検出するセンサ機能により、その情報を制御回路内の制御装置やサーボ変換器に送るとともに、エンコーダの稼働時間を正確に把握でき、その測定データにより、設備の故障予知などが可能になることから、生産のダウンタイムを防ぐことが可能になる。
また、装置内に温度センサが設置されている場合には、エンコーダにより温度監視・管理もでき、プロセス全体での温度推移の推測や、他のパラメータと組み合わせて、用途に応じた固有の状態監視用としても使用できる。
対応できる通信は、Ethernet I/P、EtherCAT、PROFINETなど。
同社ではインダストリー4.0時代に対応した多機能エンコーダとしてアピールしている。