独立制御シャトルで高速搬送
B&RはTOKYO PACKに、ABBグループの一員となって国内では初めて共同出展する。小間番号は5-44/5-45。
会場では「市場に革新をもたらす産業用リニアモータ搬送テクノロジーを核とする、次世代オートメーション・ソリューション」の訴求にむけて、リニアモータを用いた超高速搬送システム「ACOPOStrak(アコポストラック)」と「SuperTrak(スーパートラック)」のデモを中心に、同社のコンセプトである「Perfection in Automation」を披露する。
いずれのリニア搬送システムも、永久磁石を動力源とし、トラック(ロングステータ・モータ・トラック)上に設置した搬送シャトルを動作させる機構で、ソフトウエアによってそれぞれのシャトルを独立して高速制御できる。独立型製品搬送の実現により、バッチと連続フロー処理の間でシームレスな変更が可能になる。
また、衝突回避機能で自律的なトラフィックコントロールができるため、超高速搬送が可能。
SuperTrakはオーバルタイプの構成で、高速搬送と可搬重量を両立し、主に組立・搬送ラインに、ACOPOStrakは複数のトラック形状の組み合わせによって、工場内の条件などに合わせたレイアウト構成が容易なため、主に充填や包装などのパッケージングラインに適している。