シュナイダーエレクトリックは、7月から受注を開始した大規模データセンター向けの三相UPS(無停電電源装置)製品「Galaxy VX(ギャラクシー ブイエックス)」のデモルームを、10月9日に千葉県船橋市に開設した。
昨今のIoTやAIなどの普及により大型のデータセンターの需要が拡大しており、UPSも大容量帯の製品が注目されている。
Galaxy VXは、電力を供給するパワーキャビネットを段階的に増設できるモジュラー型設計のため、単機で500kVAから最大1500kVAまで拡張が可能な大規模データセンター向けの三相UPS。
バックアップ用のバッテリーは、鉛蓄電池とリチウムイオンバッテリーが用意され、リチウムイオンバッテリーを採用した場合は、鉛蓄電池に比べ設置面積を最大60%縮小し、総所有コストを最大50%削減することが可能という。
デモルームでは、製品のディスプレイや機内パーツの確認が可能なほか、設置面積やサイズ感などを体感することができる。