ABBとB&Rは、昨年7月にグループ会社となったことから、両社が合同で出展した「TOKYO PACK」開催中の10月4日、合同懇親会を東京コンファレンスセンター有明で開き、両社の取引先関係者などが参加した。
スイス・ABBとオーストリアのB&Rは、FA分野を中心に相互補完できる機器・ソリューションを有することから、B&RはABBグループの一員として連携した取り組みを進めているが、今回初めて展示会に共同出展した。
懇親会で日本法人のABBのアクセル・クーア社長は「TOKYO PACKでコラボして展示をしたが、好評を得ている。近い将来、完全に統合して新しいイノベーションを起こしていきたい」とあいさつした。
また、B&R日本法人の小野雅史社長は乾杯の音頭の中で、「スイス、スウェーデン、日本は気質が似ている。昨年ABBの傘下にはいったことで、今後はB&Rの事業拡大に本腰を入れていけるのはないかと確信している」と述べた。