日本電機工業会(JEMA)は、重電機器受注生産品の2018年度 第Ⅱ四半期(7~9月)の出荷実績を発表した。
受注額は、4389億円(前年同期比5.7%減)となり、2四半期連続の前年同期比減少となった。内需は3331億円(3.4%増)で、製造業、非製造業、官公需全てで増加となったが、外需は1059億円(26.2%減)で、2四半期連続の減少となった。
内需の製造業は、705億円(2.5%増)で6四半期連続の増加となり、増加基調が継続。主要需要先では、繊維・化学・窯業・土石、鉄鋼業が増加、自動車が前年並み、はん用・生産用・業務用機械、電気・情報通信が減少となった。
非製造業は1994億円(2.8%増)で7四半期ぶりの増加、官公需は603億円(9.6%増)で3四半期ぶりの増加となった。
製品別の動向では、発電機(内需、外需共に減)、電力変換装置(内需増、外需減)、変圧器(内需減、外需増)、遮断器(内需増、外需減)、制御装置(内需、外需共に減)は、減少。交流電動機(内需、外需共に増)、配電装置(内需、外需共に増)は、増加となった。