アズビルは、流量計測制御機能付電動二方弁「ACTIVAL+(アクティバル プラス)」に大口径モデル(口径100ミリ)を追加し、10月25日から販売開始した。初年度1億円の売り上げを目指している。
ACTIVALシリーズは、年間約5万台の販売実績を持つ空調用電動二方弁で、建物の空調・熱源の省エネに有効なACTIVAL+は、同シリーズの海外向け上位機種。
東アジアや東南アジアのオフィスビル、病院、商業ビルなどでは、空調機の区画が広く、大容量の空調機が多く導入されているが、新製品はこういった大容量の空調機に対応するもので、空調用電動二方弁に圧力計測による流量演算機能を搭載。空調用電動二方弁の前後差圧が変動した場合にも、各空調機の冷温水量を適正に制御することができる。
また、温度計測機能も搭載しているため、空調機ごとの使用熱量の把握も可能。海外向けとして、デファクトスタンダードである通信プロトコル「Modbus」に対応している。
新製品の追加により、大口径モデルは口径100ミリ~150ミリにラインアップを拡充された。