大和無線電機 新社長に堀内氏就任、創立70年 経営の若返り

大和無線電機(東京都文京区)は10月29日付で、堀内覚社長が代表取締役会長に就任し、後任に長男の堀内優取締役副社長が昇格した。

同社は1948年の設立から今年で創立70周年を迎えたこともあり、経営の若返りを図った。

堀内覚氏は、87年に社長に就任以来、31年間にわたってトップとして同社の経営を指揮する一方、東京都電機卸商業協同組合の理事長も歴任してきた。

堀内優氏は、大学卒業後の2003年に同社に入社し、国内営業、海外営業、管理などの各部門を担当。16年1月から取締役副社長に就任している。さらに、東京都電機卸商業協同組合の青年部会長も務めている。

堀内優新社長は「70年間で培った経験と個々のブランド力を生かしながら、全員参加のもとで10年先を見据えた戦略的な挑戦をしていきたい」と就任の抱負を語っている。

 

【堀内優(ほりうち・ゆう)新社長の略歴】
1979年12月2日生まれ。38歳。2003年11月ナショナル アメリカン大学経営応用学部卒業後、同12月同社入社。08年2月取締役就任。社長室長、海外担当、ダイテック香港ディレクターを歴任し、16年1月副社長・海外、管理部担当。

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