中央電子(東京都八王子市)は、工場内の計測機器や検査機器の搭載に最適なFA機器搭載用カート「MXDシリーズ」を発売した。
新製品は、モニターやキーボード、マウスなどをカートに実装でき、モニターホルダーは角度調整が可能なことから、利用状況に合わせたセッティングができ便利。
また、フロントカバーが付いた19インチマウントスペースも標準で装備されており、測定機器などを実装し、外部から保護できる。
さらに、ケーブル口も用意されていることから、配線などをきれいに収納可能。モニターホルダーの耐荷重は14キログラムで、前後プラスマイナス15度、旋回同30度の調整ができる。
用途に応じてカスタマイズも可能で、自動車の検査設備用、工場の生産設備用、計測機器・検査機器用などに最適。
同社は医療機器用カート・アームの販売で実績を有しているが、この技術を応用し、FA用途向けに開発した。
主な仕様は次の通り。
▽サイズ=W706×H1472×D786ミリ▽ユニット数=12U▽耐荷重=150キログラム▽キャスタ径=Φ100。
オプションパーツとして、専用固定式シェルフ、ケーブルクランプバーも完備している。