日本航空電子工業は、VR市場向け次世代規格「VirtualLink」対応のセンターハイト3.4ミリメートルハイブリッドタイプと、USB Type-Cの標準的な仕様の2列SMTオンボードタイプを改良したレセプタクルの2種類を販売開始した。「DX07シリーズ」として提供する。
VirtualLink規格は、今後の拡大が見込まれるVR市場に向けた規格で、高解像度ディスプレイ、カメラ、各種センサを搭載するVRヘッドセットと、本体機器(PCやセットトップボックス)を1本のUSB Type-Cケーブルで接続することができる。
新製品は、標準的なUSB Type-Aレセプタクルコネクタや、HDMIレセプタクルコネクタと並列に実装した時に、コネクタの間口高さが同等となる形状(センターハイト3.4ミリ)で、機器デザインの自由度を増す設計。
2列SMTオンボードレセプタクルの新製品は、従来品に対しコジリへの強度を向上させ、標準的な形状で幅広い市場に需要があるタイプ。コネクタ実装基板の加工を容易にし、多様化するニーズに応える。