Littelfuse(リテルヒューズ)ジャパン(東京都港区)は、爆発の危険性がある場所での発火や爆発を防ぐ防爆ヒューズ「PICO242シリーズ」を、10月から発売開始した。
新製品は、過電流や短絡事故のリスクを最小限にすることにより、火災や爆発の可能性がある場所での電子機器の過熱や電気スパークを防止する。小型パッケージで業界最小となる定格電流(40mA)によって、下流工程の部品、配線、回路基板のトレースの電流定格と回路通電容量の抑制が可能となる。
ツェナーダイオードなど、部品の所要電力を20%削減することで小型化ができ、部品のコスト削減にも貢献する。
また、危険領域で使用されるアプリケーション用の安全規格(IEC/EN/UL 60079-11)の要求事項を満たし、UL 248-14の認証も取得。欧州指令などの国際規格に準拠し、最終製品の認証プロセスを迅速化することが可能。
動作温度は、マイナス40℃~プラス125℃。