「アキバ」活性化へ後押し
メーカー64社出展
「第3回アキバエレショー」が、11月9日にアキバスクエア(東京都千代田区外神田4-14-1、UDX2階)で開催される。制御機器、電子部品、計測機器などのメーカー64社が出展し、最新の製品・技術を展示する。
開場時間は午前10時~午後5時。入場は無料(登録制)で、招待状なども不要。
「アキバエレショー」は、東京・秋葉原地区の制御機器、電子部品、計測機器などの商社22社が各社の仕入れ先メーカーの協力で開催するもので、今回は2014年、17年に続き3回目。以前、秋葉原の電子部品商社、アール電子(東京都千代田区、松本年生社長)が、自社の仕入先を中心としたプライベートな展示会として隔年で6回継続開催してきたのを、4年前から秋葉原全体の活性化につなげるために展示会名を変更し、秋葉原の商社の協力も得ながら企画している。
秋葉原は世界の「アキバ」として知られているが、一方で市場や製品、販売方法などは年々変化している。ラジオや真空管からトラジスター、テレビ、パソコン、携帯と電気製品の主役が刻々と代わるなかにあっても、これらを支える制御機器、電子部品、計測機器などが果たす役割は依然大きい。
そしていまは、自動車の自動運転やEV(電気自動車)化で主役を果たそうとしている。
秋葉原は、単に電気に関連した商社が集まっているだけでなく、制御機器、電子部品、計測機器などが秋葉原に来れば一カ所ですべてそろうという利便性に特徴がある。それを支えているのが秋葉原の商社間相互で取引して製品を補完し合う仕組みである。
最近は以前のような部品中心の展示会が減少し、製品・部品の現物を一堂に集めて見られる機会が減っている。「アキバエレショー」は、秋葉原の魅力をユーザーに発信するとともに、こうした秋葉原の商流を支えている商社の社員にもメーカー、商品への理解を深めて、秋葉原の活性化につなげる目的も込めている。
会場のアキバスクエアは、秋葉原駅前にあり、秋葉原周辺にある商社社員も容易に来場できるほか、電車などでのアクセスも便利。
問い合わせはアキバエレショー実行委員会(℡03-3253-0775)まで。
【出展メーカー】
▽アナログデバイセズ▽アペルザ オートメーション新聞社▽イサハヤ電子▽イルメジャパン▽エスケイ工機▽エヌエフ回路設計ブロック▽NKKスイッチズ▽エヌヴェントジャパン▽エフシーアイジャパン▽LSIクーラー▽エレコム▽岡谷電機産業▽カメダデンキ▽北川工業▽金大電子産業▽コアレスモータ▽KHD▽ケー・シー・シー・商会▽KOA▽コーセル▽サトーパーツ▽三共社液晶ディスプレイ▽品川商工▽篠原電機▽シンセン晶華ディスプレイ器材▽スリーエムジャパン▽スリオジャパン▽スワロー電機▽星和電機▽タイコエレクトロニクスジャパン▽大同端子▽高木システム▽太陽ケーブルテック▽ダイワインダストリ▽TDKラムダ▽DATA POWER TECHNOLOGY▽東光電子▽トーコネ▽東方電材▽豊澄電源機器▽日辰電機製作所▽ニチコン▽日本圧着端子製造▽日本AVC▽日本航空電子工業▽日本電産コパル電子▽日本モレックス▽日本連続端子▽NETSCOUT▽パナソニックデバイス販売▽パンドウイットコーポレーション▽平河ヒューテック▽ヒロセ電機▽ピーシーエヌ▽古河電工パワーシステムズ▽ヘラマンタイトン▽マクセル▽マックエイト▽三菱電機▽三菱電機(カラーTFT液晶モジュール)▽明工社▽森宮電機▽ユニファイブ▽LITE―ON▽ローム
【出展協力商社】
▽アール電子▽あすか電子サービス▽飯田通商▽オークス電子▽角田無線電機▽協立電業▽金大電子産業▽三共社▽サン電子▽芝山電子▽城陽電子機器▽新電機材▽第一科学▽大和無線電機▽高木電線▽中央無線電機▽東京トロン▽東洋計測器▽日昭無線▽富士エレックス▽フジデン▽明工商事