マクニカネットワークス(横浜市港北区)は、ワッティー(東京都品川区)と協業し、ワッティーが開発したEnOceanとLoRaWANの変換ブリッジ「E2L bridge」ソリューションの提供を開始する。
EnOceanは、電池不要でセンサのデータを送信することができ、LoRaWANは免許不要なサブギガ帯を使用し、省電力で長距離通信が特徴の無線技術。
EnOceanの通信距離は約10メートル~200メートルだが、複数のEnOceanセンサの情報を集約し、E2L bridgeでLoRaWANに変換してクラウドなどのネットワークサーバへ送信。LoRaWANはEnOceanとの併用でセンサ端末の電池交換が不要となり、メンテナンスコストの削減ができる。
EnOceanとLoRaWANの特徴を合わせた、端末の電池が不要で長距離通信ができ、メンテナンスフリーのIoTシステムを実現する。
また、ネットワークサーバやアプリケーションはオンプレミスでの構築も可能。
同社で取り扱っているLoRaWANネットワークサーバ、ゲートウエイ、表示アプリケーションと組み合わせて、12月1日から順次提供開始予定。