コンテック(大阪市西淀川区)は、充実の保守メニューとパワフルでコンパクトな特長をもつFAコンピュータの新シリーズ「VPC-700シリーズ」を開発、10月30日から受注を開始した。
新製品は、自社設計のMini-ITX産業用マザーボードを採用したスモールフォームファクタのFAコンピュータ。パワフルなエッジコンピューティングを実現する第6世代インテル Coreプロセッサを搭載しており、小型でありながら、高機能CPUのCore i7、ミラーリングのストレージ構成が可能。ストレージは、前面ハッチから着脱ができる。
LowProfileサイズの拡張スロットが1基、異なるネットワーク階層を相互接続できる3つのGigabit LANポート、8つのUSBポートを装備するなど拡張性も優れている。
さらに、組み込み機器向けのCPUなど、ロングライフの高品質部品の採用により、発売から5年間の長期間安定供給が可能。最大7年間のオンサイト保守サービス、最大6年の保証延長サービスなど、充実した保守メニュー(有料)となっている。リムーバブル構造のストレージ採用でメンテナンスも容易。
海外展開を視野に入れたVCCI、FCC、CEなど各種安全規格の取得(予定含む)や、CCC取得モデルの提供も可能。注文は、CPUやメモリなどを選択できるBTO(注文仕様生産)方式で提供。