アンドールは、ポリゴンデータ編集システム「STL工房2」バージョン3を11月1日から販売開始した。
同製品は、熟練を必要とするパラメータ値を自動で初期設定し、Windowsソフトに準拠したユーザーインタフェースで大容量のポリゴンデータを効率よく表示制御することができる。理化学研究所が開発したポリゴン編集アルゴリズムを搭載しており、高性能なデータ編集が容易に行えるため、技術者の作業負荷を軽減する。
商品構成は、基本モデル、土木測量モデル、製造業モデル、医療歯科モデル、フルモデルと、業種・業界別の5モデル。
製造業モデルでは、3Dプリンタの造形テーブルサイズを参照しながら配置し、切断位置を決めることができる3Dプリンタ造形テーブル機能や、結果一覧表示により、自動クリーニングでは取りきれない複雑な不正箇所を拡大表示し、エッジ入れ替え・頂点併合・鋭角三角形除去などの修正が簡単にできるようになった。
販売価格は、基本モデルが10万円、製造業モデルは40万円。