グラフテック(横浜市戸塚区)は、データロガーのハイエンドモデルとしてDATA PLATFORM「GL7000 Plus」を11月1日から発売した。
新製品は、低速と高速、二つのサンプリング間隔が設定可能なデュアルサンプリング機能を搭載。低速サンプリングで収録しながら、トリガにより高速サンプリングでも同時収録が可能なため、不具合発生時の詳細データを確認することができる。
また、ひずみ・加速度収録は、それぞれ専用のアンプユニットにより市販品のセンサーを接続することが可能。各社の試験成績書のフォーマットから簡単に入力ができる。
GL7000 Plusを組み込んだソフトを開発する場合には、SDK(ソフトウエア開発キット)の提供もあり。今回、LabVIEW VIの上位モジュールを新たに追加し、より短時間でプログラムが作成できるようになった。
このほか、マイク入力対応や画面下ユーザーインタフェースの改善、データ転送の高速化、1ファイル2GBから4GBへの容量変更など、多岐にわたる改良と機能アップが行われている。
初年度の販売台数は500台を予定。