来年4月から 熟練者不足で需要大
ヤマザキマザックは、IoTを活用してユーザーと工作機械、そして同社のサポートセンタとをつなぐ総合サービス「Mazak iCONNECT(マザック アイコネクト)」を、2019年4月から提供開始する。
昨今の製造業の現場では、生産や加工技術、保全などで熟練作業者が不足しており、生産設備の選定や立ち上げから保守保全までの全体をカバーするサービスサポートが求められている。
新サービスは、ビフォアサービスからアフターサービスまでをMazak iCONNECTに統合し、最新のIoTを活用したコネクティッドサービスを提供する。
シスコシステムズの協力のもと開発されたクラウド・プラットフォームを利用し、大容量のデータを高速で安全に通信。ユーザーはマザック製の工作機械の稼働状況をWeb上で確認できたり、CNC装置内のデータをクラウドへバックアップすることが可能となる。
また、各種ソフトウエアのダウンロードや、同社のサポートセンタとのWebチャット機能などで、さまざまなサービス・サポートが受けられる。
同サービスは、定額費用のみでクラウドサービスをはじめとした各種サービスの利用ができ、サポートメニューはクラウド経由で順次追加やアップデートを行い、最新機能の利用が可能。