「ハノーバーメッセ2019」インダストリー4.0の進展提案

「統合化」「産業の知能化」推進

ハノーバーメッセを主催するドイツメッセと日本能率協会ドイツメッセ日本代表部は11月13日、19年4月1日から5日にかけてドイツ・ハノーバーで行われる「ハノーバーメッセ2019」の見どころを紹介した。

ハノーバーメッセは、毎年4月にドイツ・ハノーバー市のハノーバー国際見本市会場で行われる国際産業見本市。インダストリー4.0やデジタル化の最新トレンドと技術、製品がここから発表され、毎年、世界中から6500社以上が出展、22万人以上が来場する。製造業をはじめ産業に携わる人間にとって欠かせない一大イベントとして世界中で認識されている。

19年のテーマは「Integrated Industry-Industrial Intelligence」。「つながる、つなげる」からさらに一歩進んだ「統合化」と、AIなどを活用した「産業の知能化」の推進を掲げ、インダストリー4.0の進展した姿を提案する。

 

19年のパートナーカントリーはスウェーデン。大手企業とスタートアップなどのコラボレーションとイノベーションのラボを意味する「Co-Lab」をテーマに技術の紹介やマッチングなどを促進する。

ドイツメッセハノーバーメッセ国際関係担当部長のマルコ・ジーベルト氏は「世界で最も大きな産業プラットフォーム。産業の未来を見ることができる場」と話し、出展と来場を促した。出展申し込み締め切りは11月末までとしている。

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