アキバエレショーが、東京・アキバスクエアで11月9日開催され、約1000人が来場した。
今回が3回目になる同フェアは、東京・秋葉原地区の制御機器、電子部品、計測機器などの商社22社が出展会社を募り、64社が参加した。
秋葉原の電子部品商社、アール電子(東京都千代田区)が展示会事務局として運営に当たった。
世界の「アキバ」として知られている秋葉原であるが、市場や製品、販売方法などは年々変化し、こうした製品・部品の現物を一堂に会して見られる機会も減ってきている。秋葉原の魅力を、顧客や販売している商社の社員にも再認識する場として開いた。
開会式で松本年生社長は「この展示会は『秋葉原からご提供できる、電気・電子部品の展示会』のコンセプトで開催している。秋葉原の商社の営業や業務の方、その販売先の方に見ていただく展示会として、今後も継続して開催していく。また、製品別や用途別の展示会開催も考えていきたい」とあいさつした。
当日は雨模様の天候であったが、2年ぶり秋葉原で開催される展示会だけに切れ目なく来場者が訪れ、各社のブースで展示製品を手に取り、説明員の話を聞いていた。