オムロンのアジアパシフィック地域統括本社である、オムロンマネジメントセンターオブアジアパシフィック(シンガポール、OMCP)は、「ASEANビジネスアワード2018」で「フレンド オブ ASEAN」を受賞した。日本企業のASEANビジネスアワードの受賞は、今回が初となる。
ASEANビジネスアワードは、東南アジア諸国連合ビジネス諮問会議が、ASEAN経済の発展に貢献した企業や団体・個人を表彰するもので、フレンド オブ ASEANは、同アワードにおいてASEAN以外に本社を置く企業が表彰される。
オムロンのASEAN地域における活動は、1972年にシンガポールに事業会社を設立以来、ファクトリーオートメーション、ヘルスケア、モビリティ、エネルギーマネジメントなど、さまざまな分野で事業を展開し、40年以上にわたり社会的課題の解決に貢献。
近年は、主力の制御機器事業ではものづくりの現場を革新する戦略コンセプト「i-Automation!」の展開により労働力不足の解消、生産性の向上に貢献し、ヘルスケア事業では、心筋梗塞や脳卒中の発症をゼロにする取り組みを実施。
生産拠点としては、2017年にインドネシアとベトナムの生産工場に、生産・開発の施設を新設し、生産力の増強とともに現地雇用の創出を生み、地域社会の成長と発展に取り組んでいる。