OPC UA FoundationはOPC UAとTSNについて、「OPC UA including TSN」としてフィールドレベルまで拡大し、産業オートメーションへ普及を進めていくと発表した。
2カ月以内にワーキンググループを立ち上げ、フィールド機器の通信機能に焦点を当て、次世代アーキテクチャと機器メーカーができるだけ簡単に採用できる汎用モデルを開発する。
IOやモーションコントロール、安全性、システム冗長性などのアプリケーションプロファイルの調和と標準化や、デバイス記述やオンライン診断などOPC UA情報モデルのフィールド・レベル・デバイスの標準化、リアルタイム操作に関するアプリケーションプロファイルのマッピング、認証手続きの定義を策定する。また広くデバイスを構築できるようにするため、テストシナリオや認証手続きを含めた、標準化文書を作成し、公開する予定となっている。
参加を表明したのは、制御機器や通信機器、半導体を含めた22社。
ABB、ベッコフ、ボッシュ・レックスロス、B&R、シスコ、ヒルシャー、ヒルシュマン、ファーウェイ、インテル、kalycito、KUKA、三菱電機、モレックス、オムロン、フエニックス・コンタクト、ピルツ、ロックウェル・オートメーション、シュナイダー・エレクトリック、シーメンス、TTテック、ワゴ、横河電機。
世界中の主要なプレイヤーが参画することとなり、産業ネットワークの事実上の標準となる可能性が高まった。