日本ヒューレット・パッカード(東京都江東区)は、セキュリティ機能を強化した、中堅・中小企業向けのサーバー2機種を、11月29日に発売開始した。
新製品は「HPE Silicon Root of Trust(シリコンレベルの信頼性)」を標準装備しており、OS稼働中も動作を止めずにファームウエアの改ざんを検知し、修正するセキュリティ機能を備えている。
タワー型サーバーの「HPE ProLiant ML30 Gen10」は、エンタープライズクラスの機能を備えており、中小企業やリモートオフィスなどに手頃な価格で導入が可能。ファイルサーバーや仮想化、多機能ユースケースの実行に適している。
ラック型サーバーの「HPE ProLiant DL20 Gen10」は、奥行き420ミリとコンパクトな筐体でありながら、90TB SSDストレージを搭載し、拡張性に優れている。冗長電源やRAIDなど十分な可用性を備えており、Webサーバー、中小規模のデータセンター、エッジサーバー、組み込み用途などに適している。