JUKIは、プリント基板用の3D基板外観検査機「RV-2-3DH」を、12月10日から国内外で発売開始した。
RVシリーズは、プリント基板生産における検査のほかにも、車載部品や医療機器部品、電子デバイスなど、多様な計測・外観検査に活用ができ、目視検査の自動化や省人化、品質向上を図れる検査機シリーズ。
新製品は、1200万画素カメラを採用することにより、一度に撮像する画角を従来の30×30ミリから48×36ミリに拡大し、従来機比192%の画角拡張を実現。同社独自の高速画像処理アルゴリズムによって、クラス最速という検査スピード61.8平方センチ/秒を可能にした。
さらに、オプションの5μmレンズを装着すると、スマートフォンや精密機械などに使用される0.2×0.1ミリサイズの超小型部品の検査も可能となる。
検査プログラムの作成は、ワンクリックで簡単にプログラム作成ができる「テンプレートモード」と、内部のアルゴリズムを自由に編集・構成し、特殊な検査設定が行える「プロセスモード」の2つから選択が可能。