消耗部品なしで保守が容易
パトライトは、表示灯のトップメーカーとして幅広い商品を取りそろえており、防爆エリア対応品もラインアップしている。
中でも今年6月に新発売した防爆LEDフラッシュ表示灯「REL」は、従来品で使用されていた電球やモータといった消耗部品を使用していないため、面倒でかつ技術の必要な部品交換が不要なメンテナンスフリーを実現している。
TIIS規格国際整合技術指針2015に適合した業界最高クラスの防爆構造により、ゾーン1、ゾーン2の幅広い防爆エリアで使用することができる。
コアとなる表示灯はトリプルフラッシュ方式の点滅パターンを採用。屋外でも高い視認性を実現し、安全対策が必要な防爆エリアに最適な表示灯となっている。発光色は赤と黄、定格電圧もDC24V、DC48V、AC100~230Vと、現場に合わせて選択できる。
主な使用シーンとしては、ガス設備、塗装ライン、発電所、化学、鉄鋼など各種プラント。引火爆発の危険がある場所での警告報知用途を想定している。
同社では今後も、防爆エリアで安心して使用できる商品の開発を計画している。国内メーカーとして現場に適した商品を提案し、防爆エリアでの事故や災害の削減に貢献していく。