2017年のセンサの世界出荷実績が発表された。
電子情報技術産業協会(JEITA)の調査によると、世界出荷数量は285億8541万1000個で前年比14%増、金額は1兆9927億5100万円で同14%増となり、300億個、2兆円規模に迫る結果となった。
MEMSセンサ・モジュールは合計で1370億円となり、MEMSセンサは全体のセンサ総出荷額の中でも1349億円で3%増となった。
種類別では、金額構成比で光度センサ55%、位置センサ18%、磁界センサ10%。需要部門別は、通信機器・スマートフォン用が53%、自動車・交通用が14%、コンピュータ用が7%となった。
仕向地別は、米州向け36%、中国向け23%、日本向け19%、アジア・パシィフィック向け18%。
形状別は、センサデバイス(単体センサ)63%、センサモジュール・センサユニット35%、センシングシステム・センサ装置2%と、デバイスとモジュールで全体の98%を占めた。