非ガイド走行方式がカギ
搬送のロボット化によって期待が膨らむAGV。既存設備更新と設備の新規需要拡大によって拡大傾向が続いている。
矢野経済研究所の調べによると、17年度の国内AGVの出荷金額は、前年度比15%増の139億5000万円。18年度も6%増の147億8200万円と好調が持続する見込み。19年以降はいったん減速し、21年年度には126億5000万円になると予測する。
同社は市場拡大に向けて、既存設備の更新需要にとどまらず、非ガイド走行方式の新規需要の開拓が鍵になるとしている。レーザ誘導方式AGVは障害物回避機能を付加でき、作業場で人と共存できる(協調できる)可能性も高まるとしている。