好調な海外市場がけん引
工作機械は、市場の影響を大きく受けつつも年々拡大を続けている。
日本工作機械工業会の統計によると、17年の受注金額は1兆7803億3900万円。前年比38.1%増と絶好調だった。うち内需は、29.4%増の6879億7500万円、外需は44.2%増の1兆923億6400万円となった。地域・国別では、アジアが79.1%増の5140億200万円。なかでも中国が前年の2倍超となる113.2%増の3470億5100万円となった。ヨーロッパも19.1%増の2137億1600万円、北米も13.7%増の2696億6000万円となった。
18年の見通しは1兆8500億円。年初の1兆7000億円から上方修正した。