代表取締役社長 貴田 義和
2018年は業績拡大に伴い、事務所の移転を行った。密接なパートナー企業である「ロボコム」「オフィスエフエイ・コム」と同じフロアに居を構え、より強固な連携が進んでいる。5月には栃木県小山市に3社共同でマルチメーカーのロボットとIoTの総合展示場「スマラボ」を開設、すでに海外含め200社以上のお客さまにお越しいただいている。
8月には北関東最大級のSIerでもある日本サポートシステムをグループに迎え、「Team Cross FA」としてスマートファクトリー化をワンストップで提供できる体制を整えた。
市況としては、人手不足からくる「コストダウン」「品質向上」「省力化」ニーズに対し、「スマートファクトリー化(IoT化×ロボット化)」で対応しようというニーズが非常に高い。当社としても、市場のニーズを集め、応えていくことでユーザーの本気度が手に取るようにわかってきた。その知見を、スマートファクトリー構築に必要な「早く、安く、簡単に」できる各種パッケージ企画に反映させ、展開を進めていく。
また、今春には超高速クラウドデータベースを核とした、プラットフォーム「FA Cloud」の正式リリースも予定している。また、「エネルギー」という切り口でも、当社が得意とする太陽光発電ソリューションを製造業に展開できる予定だ。
今年は、コネクテッドインダストリーズを世に広めるという理念に賛同いただける企業に「Team Cross FA」への参画を募り、より顧客ニーズに適したソリューションを提供できる強固なチームにしていきたい。そして最終的にはASEANを中心にグローバル展開を行い、日本の生産技術、製品を世に広めるために、大きく羽ばたく一年にしたいと考えている。