電子情報産業技術協会(JEITA)は1月7日、東京港区のザ・プリンスパークタワー東京で賀詞交歓会を開催した。
あいさつにたった柵山正樹会長は「2018年はSociety 5.0で大きく動いた年だった。世界経済の見通しでは、不透明感はあるが、生産性向上やIT投資が活況で、右肩上がりの成長が見込まれている。デジタルトランスフォーメーション、Society 5.0の実現を支えるのは電子情報産業。業界を超えて共創と協調を進めていくことが大事だ。JEITAとして事業創出を全力で支えていく」と話し、産業のつなぎ役としてSociety 5.0の実現と経済活性化に貢献するとあいさつした。
今年のCEATECは10月15日から18日に幕張メッセで行われる予定で、柵山会長は「見て、聞いて、感じて、動き出す機会となるように取り組んでいく。Society 5.0を目指すための共創を披露する場として活用してほしい」と話した。
会場は、米中貿易摩擦など懸念事項は存在しつつも、引き続き景気は好調が持続していることから、終始和やかな雰囲気があふれた。