日本産業機械工業会は1月8日、東京港区のホテルオークラ東京で賀詞交歓会を開催した。
斎藤保会長があいさつし「2018年度上半期の受注額は2兆4131億円、前年同期比102.2%と2年連続で前年を上回った。海外は横ばいとなったものの、内需が堅調に推移した。激動する国際経済の状況に左右されない成長力を獲得するため、グローバリゼーションの展開とイノベーションの加速により、あらゆる産業の生産性を高めていく必要がある」とした。
さらに19年に関しては「グローバル展開を加速させるとともに、Society5.0の実現に向けた新たなデジタル化の波を取り込み、他国をしのぐ高付加価値製品・サービスを追求する。また社会インフラの老朽化対策に資する新技術・システムを創出し、国土強靭化、防災・減災に向けて積極的に貢献していく。地球温暖化や廃棄物削減をはじめとする地球規模の環境対策にも積極的に取り組む」と話した。