日本半導体製造装置協会(SEAJ)は1月10日、東京・千代田区の如水会館で新年賀詞交歓会を開催した。
辻村学会長が登壇し「一昨年、昨年と半導体とFPD製造装置市場は歴代最高を更新してきた。しかし山は登れば下りもある。この先の状況を見極めて行かなければならない。半導体市場はこれまでパソコンやスマートフォンだけが引っ張るシングルドライバーだったが、IoTやAIなどが加わってマルチドライバーとなっている。私はそれらをICAC5(IoT、Cloud、AI、CAR、5G)というスローガンを作って業界で宣伝している。昨年は予測困難な時代に突入したが、不確実だということだけは確実。その道標を作ることが大事だ」と話し、恒例となっている学の法則「半導体は人間の欲求のある限り永遠に不滅です!そして、それを支える半導体製造装置協会も不滅です!」を披露してあいさつを締めた。
その後、半導体・FPDと製造装置の主要企業のトップが壇上で鏡割りをして2019年のはじまりを祝った。