台湾・Moxaは、モジュール変更時の再設定が不要なモジュラーリモートI/Oの新製品「ioThinx 4510」を発表した。
従来のモジュラーI/Oの多くが、ITユーザーに対するユーザーフレンドリが足りないことから、新製品は、ITのコンセプトをOT製品の設計に活用して開発。複数のIT/OTプロトコルをサポートし、直感的な設定操作を可能にした。
異なるモジュールの組み合わせでも、IT/OTユーザーが追加の再設定作業を行う必要がなく、新しいモジュールに構成設定を複製することができる。WebダッシュボードでI/Oステータスを監視し、I/Oモジュールの設定が可能となる。
また、デバイスからSCADAなどの上位層ソフトウエアの設定変更がいらず、搭載されているModbusゲートウェイによりシステムの複雑さを軽減することが可能。
シリアルデバイスからフィールドサイトのデータを収集し、シリアルデータを異なるプロトコルに変換することができる。この2-in-1設計によって、システムの複雑さやネットワークポロジに必要なスペース、全体的なインストール時間の軽減が可能。
工具不要の簡単な取り付けで、DINレールに取り付けた際も後で取り外すことができる。