日本モレックス(神奈川県大和市)は、1台で4G、Wi-Fi、GPS信号の3種類に対応する車載用の「3-in-1外付けアンテナ」を1月7日に発表した。
自動車の外付けアンテナは、高温多湿、腐食性の化学物質、高い衝撃や振動など、さまざまな過酷環境下であっても安定した動作が求められる。
新製品は、IP66規格の防水性能を有し、動作温度範囲はマイナス40からプラス85°Cで、湿度、腐食、高温、衝撃や振動などによる過酷な環境の耐性を備え、屋外での使用に適合。取り付け方法は用途に応じて、接着剤、マグネット、ボルト接合が選択でき、設計の自由度も向上させる。
直径77㍉・高さ15㍉の小型設計で、4G、Wi-Fi、GPSの各無線デバイスを接続する3㍍ケーブルを各1本(計3本)装備。ケーブルには自動車産業で重視されるドイツのFAKRA規格に準拠したコネクターを採用しており、ニーズに応じてSMAやMMCXなどのコネクターにカスタマイズが可能。