オークマは、アルミ量産部品の業界最高クラスの高速加工が行える横形マシニングセンタ「MB-5000HⅡ」を発売した。
同製品は、高加減速軸送りによる位置決め時間の短縮、高速テーブル旋回、高速ATC、高速穴加工により、切削時間などの高速化を実現、アルミ部品のサイクルタイムを従来機と比べて約34%削減している。
穴あけの多い部品加工、早送りと切削送りを頻繁に繰り返す加工において、加工内容にあわせて、また機械設置状況に応じて加工時間を短くする加工時間短縮機能を持つ。
また、割出しテーブルにはローラギヤカムを採用、割出し時間を最短化することで、高速割出しを実現。
玉軸受に比べて剛性が高い、ころ軸受を採用した主軸が用意され、No.40主軸仕様に加え、No.50主軸仕様も選択可能。大径サイドカッターやロングボーリングバーなど工具剛性が必要な深穴・突出し加工に対応できる。