先日、バズったTwitterから。
「弊社の会議室、SHARPのしゃべる空気清浄機置いてあるんだけど、今日会議中に自分のミスを部下のせいにして雰囲気をめちゃくちゃにした上司が部屋から出てった瞬間に『お部屋の空気が奇麗になりました!』ってアナウンスしてきて息できなくなるくらい笑った」(しき@shiki_bnst)。
これを受けて他のユーザーは「光景を想像すると笑える」「まさに空気が読める空気清浄機!」「この空気清浄機が欲しい」と反応し、大きな話題となった。
もう一つ、同じSHARPの空気清浄機にまつわるTwitterの投稿から。
「SHARPの空気清浄機を買ったんですけど、『聞いて』ボタンを連打してしつこく会話しようとすると関西弁でキレられるという機能を発見して笑い転げてる」(蟹@6800tk)。
この投稿も面白いと話題になり、この空気清浄機は大きく株を上げた。最近「モノからコトへ」とよく言われるが、空気をきれいにしつつ、さらにユニークな機能で心をくすぐり、楽しい経験を提供したのは、まさに「コト」、付加価値と言ってもよいだろう。
日本の製造業は製品に多くの機能を組み込むことを得意としてきた。例えば、カメラを搭載したのは日本の携帯電話が初めて。Felicaによる決済、ワンセグによるテレビ視聴もそうだ。
あの小さな筐体にさまざまな機能を詰め込み、スマートフォンの文化の土台となったのは日本の技術である。素晴らしい体験は、それを実現する機能があって初めて経験できる。機能を作る技術はこれから大きな強みになる。