シュマルツ 静電気拡散性素材の真空パッド開発

ESD対策に最適

シュマルツ(横浜市都筑区)は1月15日、ESD(静電気放電)対策に有効な新素材「NBR-ESD」を使った真空パッドをエレクトロニクス業界向けに開発した。

NBR-ESDは、ESD対策とされる電気抵抗値105~109Ωに準拠。導電性の製品と組み合わせて使うことで、静電気を帯びた基板や電子部品を穏やかに除電し、激しい放電による製品破損を予防する。吸着搬送時に適切なスピードで除電を行うことで、後工程の放電も予防できる。

形状は平型、じゃばら、オーバル型のほか、細やかな部品の吸着も可能なΦ1mmの超小径サイズパッドなど、幅広いラインアップを予定している。

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