アマダホールディングスは4月1日付で、アマダマシンツールとオリイメックのプレス加工機械事業を統合する。
プレス事業の強化を目的として、アマダマシンツールのプレス加工機械事業を吸収分割し、自動化装置などを手がけるオリイメックへ承継させ、オリイメックは社名をアマダオリイ(坂木雅治社長)に変更。プレス事業の統合と組織の編成を通して、プレス事業の売上高を2021年までに250億円に拡大することを目指すとしている。
アマダホールディングスは2018年10月に、プレス事業の競争力強化を目的にオリイメックの株式を取得しており、それ以降、アマダマシンツールとオリイメックは協業してプレス加工機械の自動化ソリューションの提案を進めてきた。
今後は開発から販売、サービスに至る機能や経営資源を融合させて、プレス加工機械と自動化装置を一体化させた自動化ソリューションなどを提供。主に、自動車部品の加工ライン向けに、複数の小型プレス機と搬送ロボットをつなげて強調制御を行うタンデムラインに対応していく。