東芝デジタルソリューションズと東陽テクニカは、産業・社会インフラ向けのサイバーセキュリティ分野における協業に向けた検討を開始した。
工場の生産システムや、エネルギー・交通などの社会インフラは、デジタル化の加速による業務の効率化・高度化が期待されているが、産業・社会インフラ用のセキュリティ対策は手法が確立されておらず、企業や行政は有効な対策の判断が難しい状況にある。
両社はこの課題を解決するため、国内の産業・社会インフラにセキュリティ対策を早期に普及させ安全性を確保することを目的に検討を開始する。
東芝デジタルソリューションズが持つ産業・社会インフラ向けのサイバーセキュリティの豊富な実績・知見と、東陽テクニカが連携するイスラエルの先鋭的なセキュリティ技術(Indegy社の「Indegy SP 制御システム資産管理X侵入検知ツール」など)を組み合わせることで、導入・検討の障壁となる具体的な運用上の課題を把握し、より強固なセキュリティを構築し、さらに国内の制御システムに則した最適なセキュリティ運用の設計・提供について検討していく。