イグス(東京都墨田区)は、エナジーチェーン用高屈曲イーサネットケーブルCFBUS・045およびCFBUS・049を開発した。
産業用イーサネットによるネットワーク形成は、工場のデジタル化に向けてシェアが増加しているが、エナジーチェーンアプリケーションは直動で連続的な屈曲性を必要とするため、通常のイーサネットCAT5eケーブル等では対応が難しい。
新製品は、チェーンフレックスやエナジーチェーン用では最大クラスという同社の試験施設を活用し、7600万以上のストローク数と曲げ半径9.5xd(ケーブル外径)でテストを行い、長寿命を実証。高耐摩耗性と高屈曲性を持ち、エネジーチェーンに最適となっている。
さらに、CC-Link IE Fieldの認証や、米国市場向け600ボルトに対するUL認証など、国際認証も取得済み。