不二電機工業の2019年1月期決算は、売上高が39億900万円で前年度比0.2%増、営業利益3億7600万円で同29.4%増、経常利益3億9400万円で同26.5%増、当期純利益2億7700万円で同14.1%増と、増収増益となった。
製品別では、制御用開閉機器が鉄道車両用切り替えスイッチや国内受変電設備向け遮断器補助スイッチが好調で、1.6%増の10億4900万円、接続機器が国内受変電設備向けに試験端子や太陽光発電向けに大電流接触子が増販し、断路端子台も堅調で3.7%増の15億8400万円、表示灯・表示器が鉄道車両用尾灯への採用増、マクリット表示器やセマフォア表示器も堅調で2.4%増の6億200万円、電子応用機器が鉄道向けI/Oモジュールやリレーユニットが増加した一方、配電自動化子局用表示モジュールが伸びず2.9%減の5億4200万円、仕入れ販売は太陽光発電向け接続箱などの販売で32.0%減1億3200万円。
20年1月期は、売上高が43億円(前年度比10.0%増)、営業利益4億500万円(同7.8%増)、経常利益4億2000万円(同6.5%増)、当期純利益2億6500万円(同4.2%減)を予想している。