ストレート・レセプタクル バリエーション追加
日本航空電子工業は、4Kの非圧縮伝送に用いられる12G-SDIに対応したBNC同軸コネクタ「BNC0シリーズ」として、ストレート・レセプタクルをバリエーションに追加した。
近年、放送機器やネットワークカメラなど大容量映像データによる高速伝送化がさらに進み、コネクタを含むインターフェースにも対応が求められている。従来は3G-SDIを4チャンネル使することで対応していたが、コネクタの搭載スペースやケーブルの取り回しの問題で、現在は1チャンネルで伝送可能な12G-SDIへのニーズがまっている。
この12G-SDIに対応したBNC0シリーズは、ライトアングル・レセプタクルを2018年から発売しており、今回は、より幅広いニーズに対応するためストレート・レセプタクルを追加。
新製品は、基板から垂直にケーブルを引き出すことができるストレートタイプにしたことで、引き出し方向・奥行き寸法に制限が求められやすいカメラ・モニター等での使用に適している。コネクタ複数実装時の隣接間ピッチは最小16ミリメートル。パネルに対して、前面からの汎用ねじ(M2.6)での固定が可能。シェルの小型化により、はんだ実装時間も短縮できる。